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  • 日本酒で悪酔いしない為には?
    ①和らぎ水(チェイサー)を飲みましょう。 ・酒1:水1の割合で水を飲みましょう。酔いが緩やかになります。 ②お燗がおすすめです。 ・アルコールは胃の中で体温と同じ温度になってから吸収されます。冷酒は吸収までに時間がかかるため酔いをコントロールすることが難しいです。
  • 生酒、吟醸酒、濁り酒、原酒、熟成酒、何が違うの?
    生酒(加熱していないからフレッシュ・要冷蔵) 火入れ(殺菌と、酒の変化をすすめる酵素の活性を止めるために加熱すること)をしないお酒で、出来たそのままの味わいが楽しめます。味の変化が早いので低温で流通・保存する必要があります 吟醸酒(4割以上米を削っているからすっきり、低温発酵で香りあり) 精米歩合60 %以下の米を使い、低温で長期間じっくり発酵させたお酒。吟醸酒には、果物や花のような香り(吟醸香)があるものもあります。低温で発酵させることでこの香りは出てきます 濁り酒(酒粕が混じっているからクリーミーで濃厚) もろみお酒と酒粕がまだ混ざっている状態を目の粗い布などでこしたお酒 原酒(溝を加えていないのでずっしり濃い) もろみをしぼってから水を加えていない、アルコール度18%~20% のお酒。 一般に多く出回っているのは原酒に水を加え15~16 %の飲みやすいアルコール度数にしたお酒 熟成酒(年を経ているから味わいが深い) できたお酒を火入れして 数年寝かせたお酒。何年寝かせたら熟成酒という定義はないが 、一般には 3 年以上寝かせたら熟成酒と言えます。干した果物、ナッツ、はちみつ、 漬物のような香りや味わいがあります
  • ラベルのどこを見たら良いの?
    原材料 「米と米麹」⇒お米だけの酒。たくさん飲んだ次の日も案外優しい(純米酒) 「+醸造アルコール」⇒味をすっきりさせるため、香りを逃がさないためなどで入っている。吟醸酒に多い。 「+プラス糖分」⇒にごり酒に多い。口当たりがいいので悪酔いに注意 醸造年度( BY・・・お酒がつくられた年) 熟成の度合いがわかる。古いと熟成してふくよか、新しいと若く軽い味わい 製造年月は瓶詰め、または蔵から出荷された時なので間違えないで 生酒か否か 生なら要冷蔵。そうでなかったら常温で置いて味の変化を楽しめる 精米歩合(お米をどれだけ削っているか) 数字が大きいと味が複雑、小さいとすっきり 60%以下が「吟醸」。 50 %以下は「大吟醸」 原材料が米・米麹の場合、60%以下「純米吟醸」、50 %以下「純米大吟醸」
  • 日本酒の保管方法は?
    生酒は冷蔵庫に 火入れのお酒は常温保存できる(ことが多い) 一回火入れやにごり酒は冷蔵が望ましい 温度が短期的に上下する場所は避ける 直射日光を避ける 残り一合を切ったら早く飲み切る
  • 日本酒に季節ごとのお酒があるの?
    冬~春先・・・「新酒」 秋の終わりから酒造りが始まりできたお酒 夏・・・「夏酒」 夏場でも飲みやすいように度数を落としたお酒 秋・・・「ひやおろし」 春にできたお酒が夏を越えて熟成しつつも若さを残している。そんなお酒
  • お燗って美味しいの?
    【温度で変わる酒の味わい】 冷やして飲む(そのままの味を楽しむ) フレッシュなお酒、香りがあるお酒、すっきりしたお酒が向いています お燗(味の膨らみ、変化を楽しむ) 温度を上げるだけでなくお酒の味わいを引き出すのがお燗です。すっきりというより味わいが複雑なお酒、フレッシュなお酒より熟成したお酒が向いています。酸味や渋み、苦味があり、冷たいとイマイチなお酒も燗すると化けておいしくなることが多いです 【お燗は難しくない】 特別な道具はいらない とっくりとお湯でOK ポイントはゆっくり温度を上げること 容器 金属⇒早く温度が上がる 陶器やガラス⇒ゆっくり温度が上がる お湯の温度 調節できるなら70 ℃くらいがベスト 調節できない場合は、お湯の量を容器の高さの半分くらいにして温度の上がり方を調節する
  • 鳥取県の日本酒の特徴は?
    鳥取県のそれぞれの蔵の特徴 鳥取県西部⇒ きれいな味わい 鳥取県中部⇒とにかく個性的 鳥取県東部⇒骨太でキレがいい
  • いつも「辛口」でお願いしてしまうんですが、日本酒のタイプ分けと酒器の違いは?
    日本酒を注文するときに重宝するのが「4タイプ分類」です。 日本酒は舌で感じる味わいだけでなく、香りも重要な役割を持っています。 味わいを横軸に、香りを縦軸にしたマトリックス図で日本酒をわかりやすく分類できます。
  • ブドウの主な品種と主要国は?
    【赤ワイン5品種と白ワイン3種】 ①カベルネ・ソーヴィニヨン【赤】 ・高級な赤ワインの代名詞的品種。晩熟のため、温暖な気候で栽培され、長命で、かつ世界中どこで栽培してもカベルネらしさを表現できることから絶大な人気を誇っており、ボルドーの五大シャトーも全てカベルネ主体で造られている。 ・主要産地:フランス(ボルドー)、チリ、イタリア(トスカーナ)、アメリカ(カルフォルニア)、オーストラリア ②メルロー【赤】 ・ボルドー地方の右岸地域のものが有名だが、冷涼な地域でも栽培しやすく世界各国に産地が広がっている。果粒が大きく皮が薄いためタンニンが少なく、ふくよかで早くから楽しめる親しみやすいワインが生まれるため、世界中で人気が高まっているブドウ品種。  ・主要産地:フランス(ボルドー)、チリ、イタリア(トスカーナ)、アメリカ(カルフォルニア)、日本 ③ピノノワール【赤】 ・ブルゴーニュの偉大な赤ワインを生む品種。冷涼な一部の地域でしか栽培が難しい一方で、その土地の個性であるテロワールを表現するのに長けており、多くの生産者が憧れる品種。若いうちはチャーミングな香りが特徴で、熟成させるとキノコや獣を思わせる妖艶な香りが魅力。 ・主要産地:フランス(ブルゴーニュ)、アメリカ(カルフォルニア)、ニュージーランド ④グルナッシュ(ガルナッチャ)【赤】 ・地中海周辺地域で広く栽培されている品種。樹齢の高いブドウからはより凝縮した風味が得られ、古樹が多数あるシャトーヌフ・デュ・パプでは偉大なワインが生み出されている。スペインではガルナッチャと呼ばれ、フルーティーで飲みやすいミディアムタイプのワインとして人気。凝縮したボリュームのある果実味が特徴で、赤ワインのほかにロゼワインにも用いられる。 ・主要産地:フランス(ローヌ)、スペイン ⑤シラー(シラーズ)【赤】 小粒で皮が分厚いため、ワインにはブドウの皮や種由来の濃厚な色とスパイシーな風味、そして凝縮感のある味わいが生まれる。暑さや乾燥に強く、南フランスの他にオーストラリアではシラーズと呼ばれる。ローヌではスパイシーでエレガントなワインが生まれる一方、オーストラリアではチョコレートやハーブの香りをもつ非常に濃厚なワインが生まれるといった具合に、多くの可能性を秘めた個性的なブドウ品種。 ・主要産地:フランス(ローヌ)、オーストラリア、アメリカ(カルフォルニア)、イタリア ⑥シャルドネ【白】 世界で最も人気を集める白ワイン用ブドウ品種。ステンレスタンクで熟成させたフレッシュな仕上がりのワインから、木樽を用いマロラクティック発酵を施した濃厚な風味をもつワインまで多種多様な表情を魅せる、日本でも大人気、変幻自在のブドウです。 ・主要産地:フランス(各地)、オーストラリア、アメリカ(カルフォルニア)、チリ ⑦ソーヴィニオンブラン【白】 鮮烈なアロマとシャープで爽やかな酸に人気が集まっているブドウ品種。ボルドー産が有名だが、近年ではニュージーランドやチリでも大成功を収めた。ステンレスタンクで醸造することでそのフレッシュな香りを生かしたワインが多い。 ・主要産地:フランス(各地)、ニュージーランド、アメリカ(カルフォルニア)、チリ ⑧リースリング【白】 冷涼な地域を好み、伸びのある酸とミネラル感が特徴の上品な風味をもつことから「最も高貴なブドウ品種」と形容されることもある。栽培される地域によって全く異なる風味を生み出し、銘柄によっては長期の熟成能力も備えることから、白ワインにおけるカベルネ・ソーヴィニヨン的なブドウと評され、辛口タイプから貴腐の極甘口まで幅広い表情を見せるのも魅力です ・主要産地:ドイツ、フランス(アルザス)、オーストラリア、アメリカ(ニューヨーク)
  • ワインの味わいを表現する8つの要素と表現
    ワインの味わいを表現する方法としては8つの要素があり、それぞれの表現があります。 ①アタック(口に含んだ第一印象)  ・さわやかな/豊かな/心地よい/インパクトのある 2)甘味(甘味・果実味、アルコールのボリューム感)  ・超辛口/辛口/やや辛口/やや甘口/甘口/超甘口 3)苦味 4)渋み  ・生地の肌触りに例えて…ビロードのような/シルクのような 5)酸味  ・シャープで切れのある酸/たっぷりとして穏やかな酸/生き生きとしてフレッシュな酸 4)フレーバー(ワインの香味・風味、果実味)  ・チャーミングな/軽快な/フレッシュな/スパイシーな/フローラルな 5)ボディ(ワインの重み、コク)  ・ライト/ミディアム/フルボディ、スリムな/がっしりした/グラマーなボディ 6)余韻(ワインの香味がとどまる時間、持続性)  ・余韻の持続性を秒数で表現。短め(3-4秒)、中程度(5-6秒)、やや長め(7-8秒)、長め(9秒以上)
日本酒監修:堂前理緒(変な酒屋 酒うららオーナー)
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